中国工業情報化部は新エネルギー自動車標準体系を最適化

2019年5月15日、中国工業情報化部オフィシャルサイトは『2019年新エネルギー自動車標準化業務要点』を公布し、その重点として今年新エネルギー自動車標準体系の整備を持続的最適化すること、整備が急がれる基準の検討及び策定・改正の業務を最優先にすることを言及した。

 

主要業務は三つの方面に及んでおり、標準体系の最適化と標準の新規策定を推進することに重点を置くこと、重点分野を研究し産業発展に必要な要件を満足させること、国際的な取組みへの参画を積極的に進め国際影響力を向上させることである。

 

標準体系の最適化において、工業情報化部は新エネルギー自動車強制性また推奨性国家基準が協調できる体系フレームを整備することを重点とし、燃料電池自動車、駆動用バッテリーリサイクルなどの標準策定を加速させ、『新エネルギー自動車産業発展計画(2021-2035年)』の編制をきっかけにし、新エネルギー自動車とエネルギー分野、交通、通信分野などと調和の取れた発展の趨勢を深く研究し、新エネルギー自動車標準体系を絶えず最適化していく計画としている。

 

同時に、工業情報化部は「電気自動車標準化ロードマップを更新し,産業発展の現状及び実際の需要に基づき、研究中項目の進展状況も考慮し、適時『中国電気自動車標準化業務ロードマップ』を改定し、適時性、科学性と正確性を保持し、ロードマップが標準体系に対して基礎的な側面で働きかけることを継続的なものとしていく」ことも明らかにした。