コスタリカ
【公表時期:2019年2月】
【Source:2018年-2050年国家脱炭素計画】
- 2019年2月24日、コスタリカ政府はプレスリリースを公表し、「2018年-2050年国家脱炭素計画」の要約を発表した。
- この戦略では具体的な目標が設けられている10の項目が軸として挙げられている。
- その中でも、自動車については、以下の目標を掲げている。
- 2025年:ゼロ・エミッションの二輪車販売を支援する基準を採択する。
- 2035年:車両群の25%を電動化する。
- 2050年:新車販売の100%をゼロ・エミッション車に、また、小型自動車フリート(民間および公共)の60%をゼロ・エミッション車とする。
- その他、公共交通システムについても目標が設けられている。
- 2035:バスとタクシーの70%がゼロ・エミッション車となる。
- 2050年:公共輸送システムが主なモビリティ・オプションとして自家用車に取って代わる。
- 2050:バスとタクシーの100%がゼロ・エミッション車となる。
【公表後の動向】
- 特にその後、本トピックに関連する目立った動きはない。
- 上述の計画の目標達成のため、グリーン財政改革と、コスタリカ石油精製所(RECOPE)、コスタリカ電力研究所(ICE)、公共事業運輸省(ICE)の近代化を含む環境制度改革に尽力するという。
- 上述の計画を通じて、コスタリカ政府は、2050年にゼロ純排出経済になることを目標として定めている。
【URL】
- 2018年-2050年国家脱炭素計画 要約
Síntesis: Plan Nacional de Descarbonización 2018-2050
https://presidencia.go.cr/comunicados/2019/02/sintesis-plan-nacional-de-descarbonizacion-2018-2050/ (2019/12/03 Access)