日本
【公表時期:2018年8月】
【Source:「自動車新時代戦略会議」の中間整理】
- 2018年4月に設置された「自動車新時代戦略会議」で進めている検討の中間報告(2018年8月31日公表)。
- 「世界に掲げる長期目標」として、「2050年までに世界で供給する日本車について世界最高水準の環境性能を実現する」ことを目指すとしている。
- その水準としては、2度シナリオを前提とした環境性能水準として2050年までに自動車1台、1kmあたりの温室効果ガス排出量を2010年比で8割程度削減(乗用車については9割程度削減)することを目指すとしている。
- この水準が達成される場合、様々な前提によるという前置きを置いた上で、乗用車の電動車率は100%に達することが想定されている。
【公表後の動向】
- 特にその後、本トピックに関連する目立った動きはない。
- 中間報告では、次世代自動車の普及目標と現状についても整理している。
図表 5 日本の次世代自動車の普及目標(政府目標)と現状
2017年 | 2030年 | ||
従来車 | 63.6%(279.1万台) | 30~50%以上 | |
次世代自動車 | 36.4%(159.5万台) | 50~70% | |
ハイブリッド車 | 31.6%(138.5万台) | 30~40% | |
電気自動車 プラグイン・ハイブリッド車 |
0.41%(1.8万台) 0.82%(3.6万台) |
20~30% | |
燃料電池自動車 | 0.02%(849台) | ~3% | |
クリーンディーゼル自動車 | 3.5%(15.5万台) | 5%~10% |
【URL】
- 「自動車新時代戦略会議」の中間整理 2018年8月31日公表
https://www.meti.go.jp/press/2018/08/20180831007/20180831007-3.pdf (2019/12/03 Access)