自動車業界の組織・団体(国際、日本、主要国)

自動車のライフサイクルおよびサプライチェーンには非常に多くの企業が関わっています。完成車か、部品か、材料か、あるいは安全、保険・補償、最近では充電、水素充填、インフラなど様々な切り口から関連企業・組織が集まり、組織・団体を形成しています。

本ページでは日本の例を紹介した後、主に完成車メーカーが主導的な役割を果たしている「自動車工業会」について、世界に目を向けて組織を整理します。

最後に、電気自動車や燃料電池車などエコカーに関連する国際的な組織を紹介します。

国際自動車工業連合会と世界の自動車工業会】【電気自動車・燃料電池車に関わる国際団体・組織

日本の主な自動車業界の関連団体

○ 一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)
http://www.jama.or.jp/index.html
○ 一般社団法人日本自動車部品工業会(JAPIA)
http://www.japia.or.jp/
○ 一般社団法人日本産業機械工業会(JSIM)
○ 一般社団法人日本自動車部品協会(JAPA)
○ 一般社団法人日本自動車車体工業会(JABIA)
○ 一般社団法人日本自動車機械器具工業会(JAMTA)
○ 公益財団法人自動車技術会
https://www.jsae.or.jp/
○ 一般財団法人日本自動車研究所(JARI)
http://www.jari.or.jp/
○ 公益財団法人自動車製造物責任相談センター
○ 公益財団法人自動車リサイクル促進センター
○ 一般社団法人自動車再資源化協力機構
○ 一般財団法人自動車検査登録情報協会
○ 一般社団法人日本自動車会議所
https://www.aba-j.or.jp/
○ 一般社団法人日本自動車販売協会連合会
○ 一般社団法人全国軽自動車協会連合会
○ 一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会
○ 日本自動車輸入組合(JAIA)
http://www.jaia-jp.org/
○ 一般社団法人日本自動車連盟(JAF)
○ 一般財団法人日本自動車査定協会
○ 一般社団法人自動車公正取引協議会
○ 一般社団法人日本自動車整備振興会連合会
○ 一般社団法人日本自動車リース協会連合会
○ 一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会
○ 一般社団法人日本二輪車普及安全協会
○ 公益財団法人日本自動車教育振興財団
○ 一般社団法人日本損害保険協会
○ 公益財団法人交通事故総合分析センター
○ 公益財団法人日本自動車輸送技術協会
○ 自動車基準認証国際化研究センター
http://www.jasic.org/
○ 特定非営利活動法人 ITS Japan
○ 一般社団法人日本産業車両協会
http://www.jiva.or.jp/index.html
○ 公益社団法人全日本トラック協会
http://www.jta.or.jp/index.html
○ 公益社団法人日本バス協会
http://www.bus.or.jp/index.html
○ 公益社団法人全国通運連盟
○ 一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会
○ 一般社団法人全国レンタカー協会
○ 一般社団法人全日本指定自動車教習所協会連合会
○ 一般社団法人自動車用品小売業協会
○ 一般財団法人全日本交通安全協会
○ 公益社団法人日本交通政策研究会
http://www.nikkoken.or.jp/
○ 公益社団法人日本道路協会
○ 公益財団法人高速道路調査会
○ 一般財団法人道路交通情報通信システムセンター
○ 一般財団法人電力中央研究所(CRIEPI)
○ 一般社団法人日本自動車タイヤ協会
○ 一般社団法人電気自動車普及協会(APEV)
http://www.apev.jp/
○ 一般社団法人次世代自動車振興センター(NeV)
http://www.cev-pc.or.jp/
○ 一般社団法人電動車両用電力供給システム協議会(EVPOSSA) (※普通充電)
https://evpossa.or.jp/
○ チャデモ協議会(CHAdeMO) (※急速充電)
https://www.chademo.com/ja/

国際自動車工業連合会と世界の自動車工業会

特に自動車の製造者の業界団体については、その業界団体自体がメンバーとなっている国際団体があります。国際自動車工業連合会(OICA)と呼ばれ、自動車製造、組立て、輸入などの便益を守ることを目的としており、各国の産業組織を繋げる役割や、自動車産業共通課題についての調査、各種統計情報の整備を主に担っています。

○ 国際自動車工業連合会(OICA)
International Organization of Motor Vehicle Manufacturers
http://www.oica.net/

OICAは4つの以下4つの委員会を有しています。このうち技術委員会(Technical Committee)は国連欧州経済委員会(UNECE)の「自動車基準調和世界フォーラム(通称WP.29)」と呼ばれる国際的な標準化活動について、テクニカル・アドバイザーとしての役割も果たしています。

●コミュニケーション委員会
●エキシビジョン委員会
●統計委員会
●技術委員会

UNECEとWP.29はこちらから

参加団体は2019年7月時点で38団体となっています。

○ アルゼンチン:ADEFA
http://www.adefa.org.ar/es/index.php 
○ オーストラリア:FCAI
https://www.fcai.com.au/ 
○ オーストラリア:TIC
https://www.truck-industry-council.org/
○ オーストリア:FFO
https://www.fahrzeugindustrie.at/
○ ベルギー:FEBIAC
http://www.febiac.be/public/home.aspx
○ ブラジル:ANFAVEA
http://www.anfavea.com.br/
○ ブルガリア:ACM
http://www.svab.bg/
○ 中国:CAAM
http://www.caam.org.cn/english/ 
○ クロアチア:CACID
https://www.hgk.hr/
○ デンマーク:DBI
https://www.bilimp.dk/Forside
○ 欧州連合:ACEA
https://www.acea.be/
○ フィンランド:Autotuojat r.y.
https://www.autotuojat.fi/
○ フランス:CCFA
http://www.ccfa.fr/
○ フランス:FFC-C
http://www.ffc-carrosserie.org/
○ ドイツ:VDA
https://www.vda.de/de
○ インド:SIAM
http://www.siam.in/ 
○ インドネシア:GAIKINDO
https://www.gaikindo.or.id/
○ イラン:IVMA
http://ivma.ir/
○ イタリア:ANFIA
https://www.anfia.it/it/
○ 日本:JAMA
http://www.jama.or.jp/index.html
○ カザフスタン:KazAvtoProm
https://www.kazatomprom.kz/en 
○ 韓国:KAMA
http://www.kama.or.kr/
○ オランダ:RAI
https://raivereniging.nl/
○ ノルウェー:BIL
https://bilimportorene.no/
○ ポルトガル:ACAP
https://www.acap.pt/pt/home
○ ルーマニア:APIA
http://www.apia.ro/
○ ロシア:OAR
http://www.oar-info.ru/
○ セルビア:UPDVS
http://www.oica.net/category/about-us/members/serbia/
○ 南アフリカ:NAAMSA
https://www.naamsa.co.za/
○ スペイン:ANFAC
http://www.anfac.es/portada.action
○ スウェーデン:BIL Sweden
http://www.bilsweden.se/
○ タイ:TAIA
http://www.taia.or.th/home/
○ トルコ:OSD
http://www.osd.org.tr/
○ ウクライナ:Ukrautoprom
http://ukrautoprom.com.ua/en
○ 英国:SMMT
https://www.smmt.co.uk/
○ 米国:AAA
https://autoalliance.org/
○ 米国:EMA
http://www.truckandenginemanufacturers.org/

電気自動車・燃料電池車に関わる国際団体・組織

国際エネルギー機関(International Energy Agency, IEA)
https://www.iea.org/

「グローバルEVアウトルック」というEV販売、インフラ普及状況、各国政策との関連など、エコカーに関わる包括的な年次報告書をここ数年発行し続けています。その他、エコカーに関わる様々なイニシアチブを主導するなど、様々な取組みを行っている組織です。

気候変動グループ(Climate Groupe)
https://www.theclimategroup.org/

「EV100」という国際的なイニシアチブの運営主体。産業界、政府、有力者など様々な形で多くの主体が同イニシアチブに参加しており、EVへの移行の加速に向けた取組みを展開しています。

EV100
https://www.theclimategroup.org/project/ev100

水素協議会(Hydrogen Council)
http://hydrogencouncil.com/ 

エネルギー構造の移行に向けて水素技術の重要な役割について長期的なビジョンを提供する国際的なCEOレベルのアドバイザリー団体。2017年1月に発足し、日本からもトヨタ自動車、本田技研工業、JXTGエネルギー等が参加しています。2019年6月には参加企業は60を超えました。

世界電気自動車協会(World Electric Vehicle Association, WEVA)
http://www.worldelectricvehicleassociation.info/

電気自動車の研究開発および普及拡大を促すことを目的とした非営利団体。電気自動車に関する世界最大の展示会「国際電気自動車シンポジウム(International Electric Vehicle Symposium, EVS)」の運営、ならびに下記「世界電気自動車ジャーナル」の運用を行っている団体です。

WEVAは以下3つの地域団体から構成されています。

●電気運転交通協会(EDTA)
https://electricdrive.org/
●欧州バッテリー、水素・燃料電池電気自動車協会(AVERE)

INTRO


●アジア太平洋電気自動車協会(EVAAP)
http://www.evaap.org/

世界電気自動車ジャーナル(World Electric Vehicle Journal)
https://www.mdpi.com/journal/wevj

オープン・アクセスのバッテリー、ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車などに関するジャーナル。