ここ数年、米国でのバッテリー生産のための投資に関するニュースが数多く聞かれる。2023年11月6日、米国エネルギー省(DOE)傘下の、エネルギー効率再生可能エネルギー局(EERE)は、2023年9月時点*の米国製バッテリーへの投資状況について登録者にメールで報告した。報告対象の投資は、鉱物(リチウム、コバルト、およびその他バッテリーに使用される鉱物)の採掘と加工、バッテリー部品の製造、バッテリーセルの製造、バッテリーパックの製造に対する投資。報告はここ数年に発表された208件の投資について図示しており、そのうち、公的投資は27件、民間投資は201件とここ数年伸びている。その総額は1000億ドル(約15兆円)、創出される雇用は75,000を超えると予想されている。
*報告は、報告の対象期間を明示していない。しかし、出典元のサイトが、バイデン大統領就任後発表されたクリーンエネルギーなどに関して発表された投資をまとめていることから、2021年1月から2023年9月末までの期間と考えられる。
出典:米国DOEのBuilding America’s Clean Energy Future,
上記の記事の情報源は、2023年11月6日EERE発行のメルマガ、”The Private Sector Accounts for 89% of Announced American-Made Battery Investments”
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