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2022年11月13日（No. 2022w45-01）
国・地域：アジア・オセアニア, インド
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インドEV 部品メーカースタートアップのVecmoconが520 万米ドルを調達

インド電気自動車 (EV) 部品メーカーの Vecmoconが2022年10月12日、Tiger GlobalやBlume Ventures等の投資会社から520 万米ドルを調達した。同社は2016年にインド工科大学やインド商科大学院の卒業生によって起業され、インドの道路向けに設計された電動バイクのBMS（Battery Management System）、車両インテリジェンスモジュール、様々な情報を表示するメーターパネル（Instrument Cluster）等を販売している。

Vecmoconは、電動バイク全体のエコシステムを構成する部品を設計・販売している部品メーカースタートアップ企業で、Amplusが主催するインドの再生可能エネルギー産業を促進するためのThe MILES Challenge2021を受賞し10万米ドルの投資を受け取った。同社は走行中の電動バイクの情報を得るためのセンサ、駆動モーターを制御するモーターコントローラ、走行中のBattery状態の制御・保護を行うBMS、他のサブシステムと通信し電動バイクの頭脳に当たる車両インテリジェンスモジュール、これらの情報を表示し運転手が確認する事が出来るInstrument Cluster、ソフトウェアを含みこれらの部品を統合する電動バイクのエコシステムを設計・販売している。
Vecmoconの部品は既に約5千台の車両に使用されていて、更に年末までに同社の部品を使用し10万台以上の EV が製造されると同社は述べている。同社の部品はプラグ・アンド・プレイを構築しているので、電気自動車メーカーが製品を市場に投入するまでの時間を短縮する事が出来る。
Tiger Globalは米国の投資会社で、米国、中国、インドに拠点を置く非公開企業に重点を

置く戦略を取っている。Blume Venturesはインドの投資会社で、ODMメーカーであるVecmoconの部品が多くの電動バイクメーカーに供給されると考え、今回投資を行った。

Vecmoconの資金調達について、下記のURLより閲覧できる。

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