2023年9月13日、米国のエネルギー・運輸合同事務局(JOET:Joint Office of Energy and Transportation)は、電気自動車(EV)充電設備の信頼性と利用しやすさ促進プログラム(Electric Vehicle (EV) Charger Reliability and Accessibility Accelerator program)への申請受付を開始したと発表した。このプログラムは、稼働していないEV充電インフラの修理や交換に最大1億ドル(約147億円)の連邦補助金を提供する。申請の締め切りは2023年11月13日。申請対象者は州の輸送所管部署および地方自治体。
National Electric Vehicle Infrastructure (NEVI) Formula Programは、超党派インフラ法で創設された50億ドルのうち10%を割り当て、連邦道路局(Federal Highway Administration)が管理し、EV充電インフラを戦略的に配備するために追加支援が必要な州や自治体に補助金を提供する。第1回目である今回の補助金は、既存のEV充電インフラを修理または交換することで、現在のネットワークの信頼性を向上させることに重点を置いている。
これらの焦点を絞った投資は、民間セクターの数千億ドル(数十兆円規模)の投資を補完し、EVインフラを設置、維持、修理し、現在の充電ネットワークの信頼性を向上させることで、全国で高賃金の雇用を支援する。
本プログラムの対象申請者と対象プロジェクトは以下を参照のこと。
https://www.grants.gov/web/grants/view-opportunity.html?oppId=350190
JOETのニュースリリースは以下のURLで見ることができる。
https://driveelectric.gov/news/ev-reliability-funding-opportunity