»  » 
2022年7月24日(No. 2022w29-07)
国・地域:米国
テーマ:, ,

米テスラ、2022年第2四半期のEVの生産台数前年比18%減

2022年7月2日、米国電気自動車(EV)大手テスラは、2022年第2四半期の生産台数及び出荷台数に関する速報値を発表した。同社がコントロールできない継続的なサプライチェーンの課題と工場閉鎖の影響により、2022年4~6月の出荷台数は25万4,700台強と、前年同期比18%弱減少した。第1四半期の出荷台数は31万台を超え、過去最多を達成したが、2020年第3四半期以降、2年近く続いてきた四半期ベースでの過去最多更新がストップした。一方、生産台数は25万8,000強であった。2022年6月はテスラ史上最高の車両生産台数を記録した。2022年第2四半期決算は、正式には2022年7月20日の株式市場通常取引終了後に、を発表される予定。

 

背景

テスラが時価総額で他の自動車メーカーを上回り続ける中、テスラは、GM、フォードと共に「新ビッグ3」と呼ばれるようになった。テスラの株価は、2020年1~12月の間に677%上昇し、2021年には世界で最も急成長したブランドになった。テスラの時価総額が上昇したのは、売れ筋のModel 3の発売が大きく影響している。Model 3は、テスラがメインストリーム・セグメントに参入することに成功したモデルであった。Model 3は、2020年に世界で最も売れたEVのモデルになった。Model 3は、Model YやリフレッシュしたModel Sの高性能ブランド「Plaid」(プレイド)など、他のテスラモデルとの厳しい競争に直面している。

 

概要

2022年第2四半期の生産台数及び出荷台数については、以下の表のとおりである。

  生産台数 出荷台数
Model S/X 16,411台 16,162台
Model 3/Y 242,169台 238,533台
合計 258,580台 254,695台

参考情報は以下のURLで見ることができる。

本記事に関する追加調査をご用命の際は、下記表の記事のNo.とタイトルを添えてお問い合わせください。
エンヴィックス有限会社(平日10~19時受付)
TEL: 03-5928-0180, Mail: contact@envix.co.jp