仏政府、EV購入促進のための専用ポータルサイトを設置

フランス環境連帯移行省は2019年10月28日、欧州電気自動車協会フランス支部(AVERE France)の支援を得て電気自動車の購入促進を目的とした専用ポータルサイト用Webサイトwww.je-roule-en-electrique.frを設置した。

同サイト上では、個人、事業主、自治体がその需要や好みに沿ってどのEVモデルを選ぶべきか、電池の充電時間、ガソリン費と比較した電気料金、適用される補助金、現在保有している車の排気量、などの情報が得られる。まず、日常の走行距離数と特別な移動の場合の走行距離数が求められる。次に、家庭あるいは職場での充電が可能であるか、いずれも不可能である場合には公共の充電設備の場所を確認できる。EVモデルについては、搭乗人数を選択し、その後に、シティカー、コンパクト型セダン、長距離移動向けセダン、SUVあるいは商用車の選択が可能である。最後に複数のEVモデルが提示され、節約できる金額が表示される。また、充電出力2~7.4kWの設備設置業者の連絡先も提供される。

 

フランス政府は2018年に、国内のフランスにおけるEVとPHEVの普及台数を今後2022年までに5倍に増加するという目標を設定しており、同サイト上でもこの目標が掲げられている。AVERE FranceのJoseph Beretta会長は、「持続可能性のより高いモビリティへの大規模な移行を進めるうえで、EVの環境経済上の優位性を説明するのは我々の役割である」と語った。

税優遇の一覧表なども確認できる。

 

詳細は当該ウェブサイトを参照のこと。

https://www.je-roule-en-electrique.fr/