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米GMと仏ミシュラン、エアレスタイヤのプロトタイプを発表、2024年にも実用化か

米GMと仏ミシュランは、パンクしないエアレスタイヤ、Uptis(Unique Puncture-proof Tire System)のプロトタイプをカナダ・モントリオールで2019年6月上旬に開催された「Movin’ On 2019」サミットで発表した。

両社が共同で開発を進めているUptisはパンクや空気抜けを防止でき、スペアタイヤやタイヤ交換が不要となることから、実用化の暁にはタイヤの製造にかかる原料、エネルギー、排ガスの削減が期待できる。

ミシュランによると、毎年2億個のタイヤが破裂(バースト)や摩耗のために廃棄されているというが、Uptisは空気圧の変動による摩耗や裂けが起こらないため長持ちし、さらに圧力チェックやパンク・リークの検査といった日常的なメンテナンスも省くことができる。

 

GMによれば、Uptisは原材料・廃棄物削減について大きな可能性を秘めており、「無事故、ゼロエミッション、混雑ゼロの世界を作りあげる」というGMのビジョンにも貢献するものだという。

GMは2017年にタイヤの原料として持続可能な天然ゴムのみを調達する方針を表明するなど、環境対応に注力している。同社はこの方針の実現に向けて未だ道半ばにあるが、ミシュラン、ブリヂストン、グッドイヤーなどの主要サプライヤー各社は、持続可能なゴムに関する方針と調達基準を策定済みだ。

GMのグローバル購買・サプライチェーン担当のSteve Kiefer上級副社長は持続可能なゴムの調達方針について、主要商品の長期的な安定供給に関連するリスク軽減に寄与するものだと述べている。

Uptisの乗用車への導入は、早ければ2024年頃となる見込みだ。