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英国政府、グリーンテクノロジー向けに新たに5億ポンド超を支出――うち4億ポンドはEV充電インフラ拡充に

英国政府は2019年9月10日、総額5億ポンド(約674億円)を超す、グリーンテクノロジー投資計画を発表した。この投資を通じて、「よりクリーンで、より健やかな英国」を目指す取り組みを一段と強化する。本件に関する政府のプレスリリースは、以下URLで閲覧可能である。

https://www.gov.uk/government/news/over-500m-new-investment-in-green-technologies-for-a-cleaner-and-healthier-future

 

  1. EV充電インフラ拡充に4億ポンド

総額5億ポンド超の予算のうち、4億ポンド(約539億円)は国内の電気自動車(EV)向け充電インフラ拡充に充てられる。政府は既に、EV購入促進用に15億ポンドの予算を組んでいるが、今回の4億ポンドの予算はそれとは別に確保されたものである。なお、EV購入促進と充電インフラ拡充はいずれも、「2040年以降、国内の内燃機関自動車の販売を終了する」とする政府計画の一環で実施される。

4億ポンドのうち初めの7000万ポンドは、3000台の充電ポイント新設に充てられる。政府は、これによって国内の充電ポイントの数を2024年までに5000台に増やすとしている。新設される充電器としては、主に急速充電器が意図されている模様だが、上記の政府のプレスリリースでは、求められる充電器の正確な性能は明らかにされていない。唯一、言及されているのは、「現行テクノロジーでは40分を要するファミリーカーの充電が、20分以内で済むようになり、これによって全国のユーザーにとって、実際のEVドライブがさらに簡便化され、EVは、より利用しやすいものになる」ということだけである。

参考までだが、英国では現在、BP Chargemaster、Pod Point、Ionity、そしてFastned の各社がHPC(high power charging)パークの建設を始めている。これらの事業者が提供しているのは、出力150kW以上の充電設備である。

 

  1. その他のグリーンテクノロジー関連プロジェクトに14290ポンド

さらに、ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は同日、その他のグリーンテクノロジー関連プロジェクトに総額1億4290ポンド(約193億円)の資金を供給する計画を発表した。内訳は、以下の通りである。

  プロジェクト名 投資金額
1 温室効果ガス除去テクノロジー 3150万ポンド
2 クリーンな大気:屋内外の大気汚染という課題への取り組み 2200万ポンド
3 よりクリーンな食品システム 4700万ポンド
4 革新的な手法による材料のリユースとリサイクル 3000万ポンド
5 持続可能な海洋資源マネジメント 1243万ポンド
合計 14293ポンド