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中国自動車工程学会、「省エネ車・新エネ車技術ロードマップ2」を発表――2035年に新車NEV50%、HV50%を目指す

2020年10月27日、中国上海市で開催された中国自動車工程学会(China-SAE)の年次総会および展覧会で、「省エネルギーおよび新エネルギー自動車技術ロードマップ2.0」が発表された。中国工業情報化部の指導を受け、中国自動車工程学会により作成された同ロードマップ2.0では、2035年までに新車販売の50%を新エネルギー車とし、従来型車の100%をハイブリッド化するなどの目標が提示されている。その概要は、以下のとおりである。

 

同ロードマップでは、新車販売台数においてEV、HVが占める割合を段階的に引き上げるなどの目標が示されている。具体的な数値などは、下表を参照のこと。

  2025 2030 2035
主なマイルストーン 乗用車 乗用車(新エネ車含む)新車の燃費4.6L/100km(WLTC)達成。 乗用車(新エネ車含む)新車の燃費3.2L/100km(WLTC)達成。 乗用車(新エネ車含む)新車の燃費2.0L/100km(WLTC)達成。
商用車 貨物車の燃費を2019年比で8%以上削減。

バスの燃費を2019年比で10%以上削減。

貨物車の燃費を2019年比で10%以上削減。

バスの燃費を2019年比で15%以上削減。

貨物車の燃費を2019年比で15%以上削減。

バスの燃費を2019年比で20%以上削減。

省エネ車 従来型乗用車の新車平均燃費5.6L/100km(WLTC)。 従来型乗用車の新車平均燃費4.8L/100km(WLTC)。 従来型乗用車の新車平均燃費4L/100km(WLTC)。
従来型乗用車でハイブリッド車が占める割合50%以上※1 従来型乗用車でハイブリッド車が占める割合75%以上※1 従来型乗用車でハイブリッド車が占める割合100※1
新エネ車 販売全体で新エネ車が占める割合20%前後 販売全体で新エネ車が占める割合40%前後 販売全体で新エネ車が占める割合50%以上
水素燃料電池車保有台数、10万台達成。 水素燃料電池車保有台数、100万台達成。
ICV2 PA/CAレベル3のICVが自動車全体の販売台数で占める割合50%以上。HAレベル3自動車の市場投入開始。C-V2X端末の新車搭載率50%達成。 PA/CAレベル3のICVが自動車全体の販売台数で占める割合70%以上、HAレベル3は20%超。C-V2X端末搭載車の基本的な普及達成。 各種ネット接続型の高度自動運転自動車を中国全土で幅広く普及させる。中国式のICVとスマートエネルギー、インテリジェント交通、スマートシティの高度な融合。

※1 新車販売台数における割合

※2 インテリジェント・コネクテッド・ビークル(Intelligent and Connected Vehicle)

※3 PA:一部自動運転、CA:条件付き自動運転、HA:高度自動運転

 

技術研究については、「1+9」の枠組みで研究を実施していくとしている。「1」は技術ロードマップ全体を表し、「9」は、省エネ車、純電気自動車・プラグインハイブリッド車、水素燃料電池車、ICV、自動車駆動用バッテリー、新エネ車の電気駆動システム、充電インフラ、自動車軽量化、自動車のスマート製造・主要設備を表している。

 

同ロードマップは、今後、一般向け出版物として発行される見通しである(2020年10月末時点において、原文全文の確認は不可)。