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フィリピン、自動車部品のASEAN相互承認協定のドラフトについて公開協議を実施

フィリピン貿易産業省製品基準局(DTI-BPS)は、2019年1月14日、ASEANにおける自動車部品の型式認証に関する相互承認協定(MRA)のドラフト(以下、「本MRA案」)を公開協議にかけた。本MRA案は、ASEAN加盟国の間の自動車部品・システムの取引を促進するとともに試験の重複実施を排除するため、ASEAN内で試験・認証結果を相互に承認し、受け入れることを定める協定である。

 

本MRA案の対象となるM1、N1、およびLカテゴリの自動車製品、ならびにそれらに対応する国連規制は以下のとおり。

  • ブレーキシステム(R13)
  • 乗用車用ブレーキシステム(R13H)
  • 安全ベルトアンカー(R14)
  • 安全ベルトおよび拘束システム(R16)
  • シート(R17)
  • ヘッドレスト(R25)
  • 警報音発生装置(R28)
  • 乗用車用空気入りタイヤ(R30)
  • スピードメータ(R39)
  • Lカテゴリの排気ガス(R40)
  • Lカテゴリの騒音(R41)
  • 安全カバー材およびその設置方法(R43)
  • 間接視装置(R46)
  • 排気ガス(R49)
  • 商用車用空気入りタイヤ(R54)
  • Lカテゴリ用空気入りタイヤ(R75)
  • ステアリング機器(R79)
  • 排気ガス(R83)

 

DTI-BPSのJames E. Empeño局長は、本MRAに内在する懸案事項に関し、フィリピンの立場を向上させる上では公開協議が肝要であると指摘した上で、自動車製品の製造業者、輸入業者、業界団体、関連政府機関に対し、本MRA案に存在する懸案事項に対するインプットや、新たな懸案事項についての指摘を寄せるよう求めた。

 

なお、本MRA案は、以下を目的とするものである。

  • ASEAN自動車製品の安全性、品質および環境保護を確保する上で加盟国間の協力を強化する
  • 自動車製品の安全性、品質、環境保護に関する技術要件をASEAN内で調和させることにより、単一の市場を創出し、自動車部門における貿易の技術的障壁を軽減する
  • ASEANと他の国々の間の相互承認協定に関する交渉を促進する

加盟国間の試験施設の利用率を高め、能力を強化する