中国江蘇省新エネルギー自動車駆動用バッテリーリサイクル産業連盟、正式に設立へ――政府と市場をつなぐ架け橋として、駆動用バッテリーのリサイクルの促進を図る

中国江蘇省新エネルギー自動車駆動用バッテリーリサイクル産業連盟は2019年5月24日、その成立大会を南京市で開いた。この会議は江蘇省工業情報化庁によって主催され、省試験事業推進グループメンバー組織、南京市秦淮区政府、各関連市区工業情報化局及び新エネルギー自動車生産、駆動用バッテリー生産、総合利用などの企業、また第三方サービス機構と科学研究院所などからの代表が出席し、工業情報化部省エネ総合利用司の高雲虎司長も会議に出席し、発言した。

 

高雲虎司長は、グリーン発展は高品質な現代化経済体系を構築するに必然的な要求だと指摘するとともに次の点を強調した。

  • 新エネルギー自動車の発展に力を尽くすと同時に、駆動用バッテリーリサイクル業務を  遂行することは生態文明建設にとっての重要措置であり、環境保護、資源節約、安全保障、高品質的な発展を促進するに重要意味を持っている。江蘇省は新エネルギー自動車駆動用バッテリーリサイクル面において探索と実践を積極的に展開している。この連盟の成立は全省試験事業を着実に推進し、リサイクル体系を構築するに有力な支持基盤となるであろう。
  • 連盟は政府と市場をつなぐかけ橋として、プラットフォームメリットと業界の牽引作用を   積極的に発揮し、政府牽引と市場メカニズムが結合するように推進し、人材、技術、資本など各種類市場要素を十分に動かし整合し、全社会の力が共同で参与するように誘致し、業界の健康的秩序的発展を促進し、確実に江蘇省新エネルギー自動車駆動用バッテリーリサイクル提唱者と開拓者になり、産業技術創新とリサイクル体系建設リーダーになり、全省工業グリーン発展と生態文明建設を促進することに貢献すべきである。

 

会議では、中国鉄塔会社江蘇支社と国家電網公司江蘇総合エネルギー有限会社が理事長機構に選出され、また、南京国軒電池有限会社、開沃新エネルギー自動車集団有限会社、格林美(無錫)エネルギー材料有限会社、浙江華友循環科学技術有限会社、及び江蘇競泰清潔エネルギー発展有限会社が副理事長機構に選出され、連盟メンバー機構は計114社となっている。

 

本記事の中国語原文は、以下の工業情報化部ウェブサイトで見ることができる。

http://www.miit.gov.cn/n1146285/n1146352/n3054355/n3057542/n3057545/c6972012/content.html