2019年7月1日、国家エネルギー局、国家発展改革委員会、科学技術部、工業情報化部は「『エネルギー貯蔵技術及び産業発展を推進するための指導意見』を着実に実施する2019-2020年行動計画」(発改弁能源〔2019〕725号)(下記では「計画」と略す)を発表した。
2017年、中国国務院の五部委は共同で『エネルギー貯蔵技術及び産業発展を推進するための指導意見』を公布した。「指導意見」に導かれ、中国エネルギー貯蔵産業の発展と技術応用は進展を遂げ、過去一年間、中国の新規増加電気化学エネルギー貯蔵電容量と累計電容量が一躍に世界前三位となった。
産業発展における核心問題を解決し、「指導意見」の精神を実現するために、国家発展改革委員会弁公庁、科学技術部弁公庁、工業情報化部弁公庁、国家能源局総合司は共同で「計画」を公布し、技術研究開発とスマート生産、技術と産業発展政策の実現、揚水発電の発展促進、示範応用の推進、駆動用バッテリーエネルギーの貯蔵用途への応用、エネルギー貯蔵標準化整備などの面から関連業務を着実に実現するとしている。
新エネルギー自動車分野では、計画は新エネルギー自動車駆動用バッテリーエネルギーの貯蔵用途への応用を明確にした。計画は下記内容に言及している:
1)充電施設と送電網との相互運用的な研究を展開すること。
充電基礎施設促進連盟など関連方面が充電施設と送電網とのインタラクティブな課題の研究を展開するように統制し、2020年試験事業示範などの関連業務を研究し展開する。(主導部門:能源局)
2)エネルギー貯蔵関連基礎設備を完備させること。
駐車充電一体化整備を持続に推進し、エネルギーと交通の融合・発展を促進し、新エネルギー自動車駆動用バッテリーエネルギー貯蔵化応用の基礎を築く。(主導部門:発展改革委員会)