自動車汚染を一段と減り、環境大気質を続いて改善するために、上海市政府は今年7月1日より、本市で登録(外省からの転入も含む)する小型自動車に対して、繰り上げて国6b排出基準を実施すると決定した。
紹介によると、国六基準は国6aと国6b基準に分けられている。国五の排出基準制限値と比べ、国6b基準の一酸化炭素と窒素酸化物制限値はそれぞれ50%と42%下げた。現在、上海で販売され、登録したすべての車に繰り上げて国六を実施するのではなく、小型自動車(小型ガソリン車と小型ディーゼル車を含む)にだけ国6b基準を繰り上げて実施するとのことである。
管理部門は、車両の販売から登録まで時間差があるという実情を考慮に取り入れ、基準実施後も、2019年7月1日前(当日を除く)販売され、且つ自動車統一売上伝票を出した国五(二)段階排出基準車両、また原車両登録地車両管理所に転出手続きが終わり、本市に転入しようとする国五(二)段階排出基準車両は引き続き登録手続きを行えると表した。
調べたところ、去年、自動車を主とする移動発生源は上海PM2.5への「寄与率」が30%以上にも達したそうである。自動車汚染は既に上海環境大気質を影響する重要原因の一つとなった。上海市毎年小型自動車を約30万台新増すると計算すれば、国6b基準を繰り上げて実施することにより、毎年窒素酸化物の排出を2000トン、揮発性有机物の排出を1000トン減少できるとの見通しである。
また管理部門は、上海の使用中車は全部国六基準に合う燃料を充填すべきだと示した。2018年10月1日、上海市800余りのガソリンスタンドは既に国六車用燃料を繰り上げて供給しており、2019年1月1日より全国で国六車用燃料を全面的に供給するようになった。