アルゼンチン、軽自動車についてCO2排出量と燃料消費に関するラベル表示を開始

2019年6月5日、アルゼンチンの環境及び持続可能な開発庁のベルグマン長官は、翌日の6月6日から販売される軽自動車の15%に省エネラベルが掲示されることを表明した。ラベルには、メーカー名、車種の他にCO2排出量や燃料消費量などのデータが記載される。2018年12月6日に公布された2018年決議85号(85/2018)に基づき、施行されるもので、対象モデルが追加され、2020年6月までに軽自動車の全新車に適用される。

 

2018年決議85号によって、重量が3500キログラムまでの軽自動車は、排出ガス証明(CERTIFICADO DE EMISIONES GASEOSAS)または環境許可(LCA :LICENCIA DE CONFIGURACION AMBIENTAL)の認証を受け、エネルギーラベルが掲示されていなければならない。

 

エネルギーラベルの記載情報は、アルゼンチン標準化・認証院(IRM)の規則IRAM / AITA 10274-2で規定されている。

  • 商標
  • 車種名
  • 燃料名
  • 排気量(立方センチメートル)
  • トランスミッションまたはギアの種類
  • CO2排出量(キロメートル当たりのグラム数)
  • 燃料消費量(100キロメートル当たりのリッター数)
  • エネルギーラベルの公式サイトのURLにつながるQR(Quick Response)コード

 

上記規則の対象モデルは段階的に追加され、2020年6月までに軽自動車の全新車に適用される。

 

本件は以下のURLから参照可能である。

https://www.argentina.gob.ar/noticias/el-15-de-los-autos-que-se-comercialice-tendra-una-etiqueta-de-eficiencia-energetica-0

http://servicios.infoleg.gob.ar/infolegInternet/verNorma.do?id=317176

http://www.iram.org.ar/index.php?IDM=44&IDN=752&mpal=no&alias=